スクリーニング結果
農林水産はどの会社も基準に合わなかった。
すでに持っている、鉱業と情報・通信業以外の分野で検索した。
83件にスクリーニングできた。
スクリーニング結果が一時的な好調のせいで選ばれたものか、継続的に達成出来ているのかをバフェットコードで業績・財務の項目で見てみた。
大まかに今後詳細にデータを見るときの優先順位をつけるためにS>A>Bと対象外のCに分けた。
結果
S11社A33社B21社になった。
課題
より詳細に優良さについて見ていく。
記録反省
12/27にINPEXを購入した。原油・ガスの国内最大手でPBRも低く悪くない取引だったと思うが、配当権利落ち日が12/28だった為焦った取引になったと思う。12/29には-3%になった。1/4は+4%で株価は結果的に戻ったが配当の為に焦った取引はするべきではないと思った。
優良さの指標
参考
バフェットの財務諸表を読む力
複利の最大化するための優良さとはどのようなものだろうか?
・複利は単利で同じ平均値であれば、ばらつきが少ないほど数値が高くなる。
・複利の計算 総資産=元本(1+利回り)年数
・利回りと年数を増やすことが複利の最大化になる。
賢さで見たのは、直近の利回りについてだったので優良さではばらつきの少なさ(一貫性)とそれを長期間維持できるか(永続性)について見ていくべきだと思う。
参考資料で紹介されていた指標
一貫性
・販売及び一般管理費/粗利益の比率が一貫している。30%以下優良 100%以上×
・減価償却費/粗利益 一貫して10%以下
・純利益が右肩上がりか?
・一株あたり利益の一貫性と長期間的(10年)上昇トレンド
・売掛金/総売上高が一貫して他社より低い
・資本的支出が低い
資本的支出10年分/純利益10年分 50%以下
25%以下なら◎
永続性
・売上総利益率(粗利益率)=40%以上
・支払利息/営業利益 15%以下+同業他社と比較
・現金および現金同等物が多い(事業、社債を売ったばかりは注意)
・売上高純利益率が20%以上 10%以下×
・自己株式調整済み負債比率が80%以下
=負債÷(純資産-自己株式)
・のれん代が増加している
・長期借入金が少額(純利益の3〜4年分)もしくはゼロ(短期<長期借入金)
・自己株式調整済みROE(-を+にして計算)が高い。
・内部留保の着実かつ長期間的な増加
個人的に
ROAの推移
バフェットコードでスクリーニングできるもの
・減価償却費/粗利益 一貫して10%以下
・自己株式調整済み負債比率が80%以下
・売上総利益率(粗利益率)=40%以上
・支払利息/営業利益 15%以下+同業他社と比較
これに加えて
・上場10年以上
・ROA6%以上
・配当性向50%以下
※自己資本比率は考慮に入れない。自社株買や配当性向を上げることで積極的に株主還元しているのならば低くなる可能性がある。
課題
一貫性と永続性を軸に会社を評価してみる。
水産・農林業(12社)
配当性向50%以下
自己資本比率50%以上
上場年数10年以上
ここまでで4社
ROA6%以上
ホーブ ROA10.5%
アクシーズ ROA6.1%
サカナのタネ ROA5.6%
3社の優秀さを比べていく。優良でないと判断したら入れ替えていく。
課題
優良さの指標をピックアップする。
仮スクリーニング2
検索ツール
バフェットコード、四季報オンライン、楽天証券スーパースクリナー
配当性向50%以下(100社以上)
自己資本比率50%以上(約1800社)
ROA2%以上(約2700)
上場年数10年以上(約3000社)
スクリーニングとして範囲が広すぎた。
バフェットの投資方法として集中投資をしており多くても10社ぐらいまでのポートフォリオにしたい。しかし業種は分散したい。(賢く優秀な会社であればシェアを広げるはずで同業種ばかり投資するのは効率が悪いのでは?(要勉強))
34業種あるので優秀さを見るために会社を比較するのに3社は欲しい。
単純に平均110社ほどある中で3社選ぶとなると上位3%程度の会社になる。
バフェットの平均利回りが20%〜30%と言われているので思い切り選り好みをして平均利回り25%を目指す。(複利15%→25%に変更)
年複利25% であればROA6%を基準にしてみる。
ROA6%以上(約720社)1業種約20社
課題
各業種毎で約3社選ぶ。バフェットコードの並び順に水産・農林業から選んでみる。
スクリーニング指標
複利の最大化
・複利の計算 総資産=元本(1+利回り)年数
・総資産の増加率が年複利15%
・自己資本比率が50%
負債の部、純資産の部両方最低複利15%で増えていかなければならない。
有名な指標であるROAで考えると
・4期あるので1期ごとの複利が3%〜4%あると
年の複利が12%〜16%の計算になる。
・繰越利益剰余金=これまでの利益-配当-利益準備金-任意積立金+当期の利益
・配当性向50%以下が目安と言われているため大まかには年の複利が6〜8%になる。
・つまりROAと配当性向のバランスで見ていく必要がある。
配当性向50%
ROA8%〜
配当性向40%
ROA7%〜
配当性向30%
ROA6%〜
配当性向20%
ROA5%〜
配当性向10%
ROA5%〜
結論
・自己資本比率、配当性向が高ければ年複利15%の会社は必要なROAが高くなる。
・日本の会社は配当性向30%前後に集中しているようなのでROA6%は必要であるようだ。
課題
仮スクリーニング
前回の結果に対して数字を入れてスクリーニングしてみる。
参考
決算書の基本と読み解き方
・自己資本比率は50%以上が優秀とのことなので50%を基準として調べてみる。
・上場してから10年以上の会社2013/12以前の会社を対象にする。
・SP500は20年で平均8%、30年で平均10%付近の利回りとのこと。
・個別株をするのであれば、SP500以上の成績でなければリスクをとる意味がないので15%以上として利回り(複利)の会社を探す。
・複利15%で10年運用した場合、4.05倍。
・総資産が10年で4倍以上になっているか。
結果
・総資産が10年で4倍になっているか調べる検索ツールがない。何社か財務諸表を見ながら調べてみたが時間がかかりすぎる。
・自己資本比率50%以上の会社は1714社であり多すぎて調べきれない。
違う指標で100社以下に絞り込みたい。
課題
・他の指標を学び財務諸表を見る前に絞りこめるようにする。