優良さの指標
参考
バフェットの財務諸表を読む力
複利の最大化するための優良さとはどのようなものだろうか?
・複利は単利で同じ平均値であれば、ばらつきが少ないほど数値が高くなる。
・複利の計算 総資産=元本(1+利回り)年数
・利回りと年数を増やすことが複利の最大化になる。
賢さで見たのは、直近の利回りについてだったので優良さではばらつきの少なさ(一貫性)とそれを長期間維持できるか(永続性)について見ていくべきだと思う。
参考資料で紹介されていた指標
一貫性
・販売及び一般管理費/粗利益の比率が一貫している。30%以下優良 100%以上×
・減価償却費/粗利益 一貫して10%以下
・純利益が右肩上がりか?
・一株あたり利益の一貫性と長期間的(10年)上昇トレンド
・売掛金/総売上高が一貫して他社より低い
・資本的支出が低い
資本的支出10年分/純利益10年分 50%以下
25%以下なら◎
永続性
・売上総利益率(粗利益率)=40%以上
・支払利息/営業利益 15%以下+同業他社と比較
・現金および現金同等物が多い(事業、社債を売ったばかりは注意)
・売上高純利益率が20%以上 10%以下×
・自己株式調整済み負債比率が80%以下
=負債÷(純資産-自己株式)
・のれん代が増加している
・長期借入金が少額(純利益の3〜4年分)もしくはゼロ(短期<長期借入金)
・自己株式調整済みROE(-を+にして計算)が高い。
・内部留保の着実かつ長期間的な増加
個人的に
ROAの推移
バフェットコードでスクリーニングできるもの
・減価償却費/粗利益 一貫して10%以下
・自己株式調整済み負債比率が80%以下
・売上総利益率(粗利益率)=40%以上
・支払利息/営業利益 15%以下+同業他社と比較
これに加えて
・上場10年以上
・ROA6%以上
・配当性向50%以下
※自己資本比率は考慮に入れない。自社株買や配当性向を上げることで積極的に株主還元しているのならば低くなる可能性がある。
課題
一貫性と永続性を軸に会社を評価してみる。